近代工業のもっともすぐれた点は、マスプロダクトによるコストダウンと、技術の標準化にあるといえるでしょう。しかし一方で市場が成熟化していき、画一的なサービスが限界を迎えたことも、90年代には表面化してきました。  ユタカはこれまでも、FMS/フレキシブル・マニファクチャリング・システムをビジネスの基本形態としてきました。私たちの造る製品に求められる技術の性格上、ひとつひとつに細やかなスペックの決定と品質、精度が求められてきたからです。綿密な打ち合わせを経て、製品が製作される、こうした受注生産という形をとることが最善であるとの、いわばエンジニアリング思想があります。
 重厚長大から軽薄短小へ、という言葉も久しいですが、時代は確実に大量生産から多品種少量生産へ、イノベーションとリストラクチャリングへ、管理主義から自由化へ、産業融合とボーダーレスへ、個性と感性の尊重へと、流動化現象を引き起こしています。  ユタカの松本工場には最新の設備が導入され、クラス10のレベルで清浄度が確保できるクリーンルーム、自動制御ロボット、最新鋭の複合加工NC旋盤やマシニングセンターを備えた製作ライン、自動検査ライン、自動倉庫など、世界最高品質を生み出すすべての試みが設備されています。
 ソフトノミックスの時代において、これまで無駄とされてきた、ひとつひとつ、ひとりひとりのケースに対応したビジネスの在り方が、企業にも、人材にも、エンジニアリングにも求められてきた、と思います。  より高次の微細レベルへと歩み続ける技術革新の要求に応えるエンジニアリングは、ますます特殊化、高純度化するガス制御ニーズに応える技術です。ここまで数々の特許、実用新案を提出してきたユタカのエンジニアリングは、こうした生産環境のみならず、エンジニアひとりひとりによるハイタッチなビジネスコミュニケーションを基本に置いた、人間らしいFMSにあります。

 ひとりとひとりが、新しいものを創造していく。そんなユタカにご期待ください。

 クリーンルーム

  自動溶接システム


ISO14001/ISO9001認証

 ユタカは96年10月、品質管理・監査の国際規格であるISO9001の認証を業界で初めて取得しました。
 取得に向けては全社的にプロジェクトチームを組んで取り組み、東京・松本の工場から営業拠点まで製造販売すべての拠点と、圧力調整器、流量計、ガス加温器、継手などほとんどすべての製品の設計・製造で取得しました。


 さらに地球規模での環境保全意識の高まりの中で、ユタカは環境管理システム・監査の国際規格である「ISO14000シリーズ」の認証も2000年8月に業界で初めて取得いたしました。